2025年4月現在、WordPressコミュニティでは重要なニュースや動向が注目されています。
以下に、最新のトピックと今後の展望をまとめました。

WordPressニュース4月:セキュリティとAIが進化を牽引

2025年4月のWordPressの世界では、ウェブサイトの安全性を高める対策と、AI(人工知能)を使った便利な機能がどんどん進化しています。
この記事では、WordPressの最新情報、人気のプラグイン、サーバーやプラグインの利用状況ランキング、そしてこれからのWordPressがどうなっていくのかについて、わかりやすく解説します。

2025年4月、WordPress界隈の動向

2025年4月、WordPressの世界では、セキュリティ対策の強化とAI技術の活用が大きなテーマとなっています。
具体的には、WordPressのバージョンアップによるセキュリティ向上、AIを活用したプラグインの登場、そしてヘッドレスCMSという新しい技術の利用が広がっています。
これらの動向は、WordPressを使うすべての人にとって、より安全で便利なウェブサイトを作るためのヒントになるでしょう。
ウェブサイトの安全性を高め、より使いやすくするために、最新の情報をチェックしていきましょう。

セキュリティとAI、注目の理由

WordPressは世界中でたくさんの人に使われているため、セキュリティの問題はとても大切です。
また、AI技術は、ウェブサイトを作る手間を減らしたり、より多くの人に見てもらえるようにしたりするのに役立ちます。
そのため、セキュリティとAIは、これからのWordPressにとって、とても重要なポイントなのです。
これらの技術をうまく活用することで、より安全で魅力的なウェブサイトを作ることができるでしょう。

WordPress最新情報:注目のニュース

WordPressの最新情報として、特に注目されているのがWordPress 6.6のリリースと、AIを活用した便利なプラグインの登場です。
これらの新しい機能やプラグインを使うことで、ウェブサイトの作成や管理がより簡単になり、より多くの人にウェブサイトを見てもらえるようになります。ここでは、それらの詳細について見ていきましょう。

WordPress 6.8 "Cecil" が4月15日にリリース

いよいよWordPress6.8がリリースされました。サイトの速度、セキュリティ、管理性が向上します。
スタイルブックは構造化されたレイアウトになり、クラシックテーマでも動作するようになったため、グローバルスタイルをより細かく制御できます。(参考

話題のプラグイン

WP Sentinel

WP Sentinelは、ウェブサイトを様々な脅威から守るためのセキュリティプラグインです。
ウェブサイトの脆弱性をチェックしたり、不正なアクセスをブロックしたりすることで、ウェブサイトを安全に保つことができます。
ウェブサイトのセキュリティ対策は、ウェブサイトを運営する上で非常に重要です。WP Sentinelを使うことで、安心してウェブサイトを運営することができるでしょう。

WP Sentinelの主な機能は以下の通りです。

  1. 脆弱性スキャン: ウェブサイトの脆弱性を定期的にスキャンし、セキュリティ上の問題を検出します。
  2. 不正アクセス防御: 不正なアクセスを検知し、自動的にブロックします。
  3. マルウェアスキャン: ウェブサイトにマルウェアが感染していないか定期的にスキャンします。
  4. ファイアウォール: ウェブサイトを様々な攻撃から保護するファイアウォール機能を提供します。
  5. 二段階認証: ログイン時に二段階認証を要求することで、アカウントのセキュリティを強化します。
  6. ログ監視: ウェブサイトのログを監視し、異常なアクティビティを検知します。

WP Sentinelは、以下のような脅威に対応しています。

  1. ブルートフォース攻撃: パスワードを繰り返し試すことで、不正にログインを試みる攻撃。
  2. SQLインジェクション: データベースを不正に操作する攻撃。
  3. クロスサイトスクリプティング(XSS): 悪意のあるスクリプトをウェブサイトに埋め込む攻撃。
  4. マルウェア感染: ウェブサイトにマルウェアを感染させ、情報を盗み取ったり、ウェブサイトを改ざんしたりする攻撃。

WP Sentinelの導入お考えの際はお気軽にご相談ください!

WordPressサーバー&プラグイン:4月度シェア情報

2025年4月、WordPressで人気のサーバーとプラグインのランキングを見てみましょう。
どのサーバーが速くて安定しているか、どのプラグインが便利で使いやすいかを知ることで、ウェブサイトを作る際の参考になるでしょう。

サーバーシェアランキング:Kinstaが首位

4月度のサーバーシェアランキングでは、Kinsta(キンスタ)が1位になりました。
Kinstaは、WordPressに特化した高性能なサーバーを提供しており、ウェブサイトの表示速度や安定性に優れています。
特に、ウェブサイトの表示速度を重視する人におすすめです。Kinstaの人気の理由は、以下のような点が挙げられます。

  • 高速なサーバー環境: 最新のテクノロジーを採用し、高速なサーバー環境を提供しています。
  • WordPressに特化: WordPressに特化した設計で、最適なパフォーマンスを発揮します。
  • 自動バックアップ: 毎日自動でバックアップを行い、万が一の事態に備えます。
  • セキュリティ対策: 高度なセキュリティ対策を施し、ウェブサイトを安全に保護します。
  • 24時間サポート: 24時間体制でサポートを提供し、安心して利用できます。

サーバーシェアランキング:WP Engine、SiteGroundが続く

Kinstaに続いて、WP Engine(WPエンジン)とSiteGround(サイトグラウンド)がそれぞれ2位、3位にランクインしました。
WP Engineは、大規模なウェブサイトや企業向けの高性能なサーバーを提供しており、SiteGroundは、手頃な価格で高品質なサービスを提供しているため、初心者にもおすすめです。

プラグインシェアランキング:Yoast SEOが依然人気

プラグインのシェアランキングでは、Yoast SEO(ヨーストSEO)が1位を獲得しました。
Yoast SEOは、ウェブサイトを検索エンジンの上位に表示させるためのSEO対策を簡単に行えるプラグインで、多くのWordPressユーザーに利用されています。
Yoast SEOの人気の理由は、以下のような点が挙げられます。

  • 使いやすさ: 直感的なインターフェースで、初心者でも簡単にSEO対策を行えます。
  • 豊富な機能: キーワード設定、メタディスクリプション設定、サイトマップ生成など、SEOに必要な機能が豊富に揃っています。
  • リアルタイム分析: コンテンツのSEOスコアをリアルタイムで分析し、改善点を提案します。
  • 日本語対応: 日本語に完全対応しており、安心して利用できます。

一方でYoast SEOやAll In One SEOなどのプラグインは設定方法によったり大規模なサイトに導入すると動作が遅くなるといった弊害もございます。
導入にあたっては慎重にご検討ください。

プラグインシェアランキング:WooCommerce、Elementorも定番

Yoast SEOに続いて、WooCommerce(ウーコマース)とElementor(エレメンター)がそれぞれ2位、3位にランクインしました。
WooCommerceは、WordPressでオンラインショップを作るためのプラグインで、Elementorは、ドラッグ&ドロップで簡単にウェブサイトのデザインを作成できるプラグインです。

2025年4月Wordpress脆弱性情報

4月の代表的なプラグインの脆弱情報の例を下記にまとめました。(参考

 Password Protected
2.7.7までの全てのバージョン
CVE-2025-3453の脆弱性が発見されました。
'Use Transient'が有効化されているとき、認証していない攻撃者が保護されているサイトのすべてのコンテンツを含む機密データを抜き出すことが可能になる。

 Contact Form 7
6.0.5までの全てのバージョン
CVE-2025-3247の脆弱性が発見されました。
認証していない攻撃者が、1つのStripe Payment Intentを複数のトランザクションに再利用することが可能になる。

Ultimate Member
2.10.1までの全てのバージョン
ユーザーが提供したパラメータのエスケープと既存の SQL クエリの事前処理が不十分であるためにSQL インジェクションの脆弱性が存在。

WordPressの今後の動向

これからのWordPressは、ヘッドレスCMSという新しい技術や、Gutenbergエディタの進化によって、さらに自由で使いやすいものになると予想されています。
これらの技術革新によって、ウェブサイトの可能性がさらに広がっていくでしょう。

Gutenbergエディタの拡張性とノーコード/ローコード開発

Gutenbergエディタは、WordPressの標準エディタとして、日々進化を続けています。
Gutenbergエディタの拡張性が高まることで、より直感的な操作でウェブサイトのデザインを作成できるようになり、ノーコード/ローコード開発のニーズに応えることができるでしょう。
これにより、プログラミングの知識がない人でも、簡単に美しいウェブサイトを作ることができるようになります。
Gutenbergエディタのブロックエディタとしての機能が強化され、様々な種類のブロックが利用できるようになることで、より自由なウェブサイトのデザインが可能になります。
例えば、以下のようなブロックが利用できるようになることが期待されています。

  1. アニメーションブロック: ウェブサイトにアニメーションを追加できるブロック。
  2. インタラクティブブロック: ユーザーの操作に応じて変化するインタラクティブなコンテンツを作成できるブロック。
  3. カスタムフィールドブロック: カスタムフィールドの値を表示できるブロック。

これらのブロックを利用することで、プログラミングの知識がなくても、高度なウェブサイトのデザインを実現することができます。

トラムからAI記事作成プラグインが登場!

最後にトラムから重大発表がございます!
今回の記事ですが、「AI Editor」というトラムで現在作成を行っている記事生成プラグインを使用してベースを作成しました。
こちらのプラグインを導入することでエディター下部に「AI Editor」という項目が出てきますので、そちらに必要情報を入れることで記事が作成できます。後日詳細の記事を公開しますが、簡単に今回は流れをご説明させていただきます。

STEP1:「キーワード」「方針」「ソースURL」の入力

STEP2:自動でAI Editorが記事の作成を行うので、お茶を飲みながら2-3分程待機

STEP3:記事が完成

STEP4:本文、タイトル、ディスクリプションを調整

STEP5:公開

たったの5STEPで記事の作成ができます。こちらのプラグインに関して興味がございましたら、ぜひ下記よりお問い合わせをお願い致します!