
2025年2月現在、WordPressコミュニティでは重要なニュースや動向が注目されています。
以下に、最新のトピックと今後の展望をまとめました。
注目のWordPressニュース
WordPress6.7.2マイナーアップデート
WordPress6.7.1から6.7.2へマイナーアップデートがございました。
アップデート内容をご確認ください。
- バグ修正
ブロックエディター、HTML API、カスタマイザーなど、複数のコンポーネントに影響を与える35件のバグが修正されました。 - ブロックエディターの改善
特定のブロックが意図した動作をしない問題が修正され、操作性が向上しました。 - HTML APIの修正
一部のHTMLタグが正しく解釈されない問題が解決され、テーマやプラグインとの互換性が向上しました。 - カスタマイザーの安定性向上
一部の環境でカスタマイザーの変更が正しく保存されない不具合が修正されました。
HostingerのVPSのオプションとしてKUSANAGIが利用可能に
ホスティングサーバプロバイダで、WordPress向けのホスティングサービスなどを展開しているHostingerのVPSでKUSANAGIが利用可能になりました。 超高速WordPress環境の提供を開始しています。 (参考)
話題のプラグイン
WordPress の魅力の一つは、豊富なプラグインによって機能を拡張できることです。 ここでは、2025年2月に世界的に話題となっているプラグインをいくつかご紹介します。
パフォーマンス向上系
セキュリティ関連
- Wordfence Security:ファイアウォールとマルウェアスキャンでWordPressサイトを保護。
公式サイト - Sucuri Security:不正アクセス防止・監視機能を備えたセキュリティプラグイン。
公式サイト - iThemes Security:ログイン制限や二段階認証などでサイトを強化。
公式サイト
SNS・マーケティング
- Social Snap:SNSシェアボタンを追加し、シェア数の分析ができる。
公式サイト - Revive Old Posts:過去の記事を自動でSNSに投稿できる。
公式サイト - Mailchimp for WordPress:メールマーケティング用のリスト管理・フォーム作成。
公式サイト
2025年2月Wordpress脆弱性情報
2月のプラグインの脆弱情報の例を下記にまとめました。
プラグイン
- Jupiter X Core
CVE-2025-0366の脆弱性が発見されました。
この脆弱性は、リモートでコードが実行される(RCE)危険性があります。 - RapidLoad – Optimize Web Vitals Automatically
CVE-2024-13651の脆弱性が発見されました。するとして、注意を喚起した。
2.4.4以前のバージョンに認証に関する重大な脆弱性があり、サブスクライバー権限での設定リセットが可能になる可能性があります。 - Responsive Plus
CVE-2024-13834の脆弱性が発見されました。
内部サービスへの不正アクセスのリスクが発生する重大な脆弱性です。 - Everest Forms
CVE-2025-1128の脆弱性が発見されました。
任意のファイルのアップロード、読み取り、削除に対する脆弱性です。
2月度シェアランキングを発表
WP-searchが2月の国内シェアランキングを発表しました。
WordPressサーバーの国内シェアランキング
- 1位 エックスサーバー
- 2位 さくらインターネット
- 3位 ロリポップ
- 4位 ConoHa WING
- 5位 お名前.com
WordPressテーマの国内シェアランキング
- 1位 SWELL
- 2位 Cocoon
- 3位 Lightning
- 4位 JIN
- 5位 AFFINGER6
WordPressプラグインの国内シェアランキング
- 1位 Contact Form7
- 2位 AII in One SEO
- 3位 Akismet Anti-spam: Spam Protection
- 4位 XML Sitemap Generator for Google
- 5位 Site Kit by Google – Analytics, Search Console, AdSense, Speed
今後のWordPressの動向
今後のWord Press動向は下記となります。
AIと機械学習の統合
AIによるコンテンツ作成(ChatGPT、Claudeなど)はすでに普及Googleの検索アルゴリズムもAIを活用(SEOのAI最適化が進行中)ユーザー行動分析のAI活用は、大手企業ではすでに導入され、今後中小企業へも普及し、徐々に増えている傾向がございます。(参考)
音声検索の最適化
音声検索の普及に伴い、WordPressサイトも音声検索対応が求められるようになるでしょう。(参考)
最新情報に注目し、WordPress を活用して魅力的なウェブサイトを作成しましょう!