上野の桜を見ながら出社していた東峯です!少しずつ暖かくなってきて『春』ですね。
今回は、「キタノ商事のご担当者様、佐藤様」の独占インタビューをお送りします。
キタノ商事様は、今年2月に「LPデザイナー」を使いコーポレートサイトのリニューアルを行いました。そのご担当者様が佐藤様です。笑顔がとっても素敵で、お話上手な佐藤様!1時間半のインタビューがあっという間に終わってしまいました。
キタノ商事様が抱えていた課題に対して、トラムがどのような提案をしたのか。
最後まで見逃せない内容となっております。ぜひ最後までご覧ください。
キタノ商事様がコーポレートサイトのリニューアル前に抱えていた課題やリニューアルするに至った背景を教えてください
弊社では20以上の海外菓子、食品のブランドを取り扱っています。ブランドごとにカラーやコンセプトも大きく異なり、これまでのサイトで全てを表現する事は困難な状態でした。
お客様から求められる、より的確な情報を出す、またサイト自体のデザインも大きく変えていかなくてはならない事は、社内外から要請されていた事でした。
弊社でマーケティング部が発足された事もあり、社内よりその進行を担ったという経緯があります。
リニューアルする上で御社が大切にされていたことを教えてください
ひとつは、デザインです。お菓子の持つ楽しさ、その中には国産のお菓子とは異なる「新しいものへのワクワク感」を表現したいという想いでした。
もうひとつは、ブランド情報を拡充できるフォーマットです。
一般的なお菓子メーカーさんですと、皆さんがよくご存知のポテトチップスやビスケットなどのメーカーさんがあります。一つの会社内にブランドやシリーズがあっても、基本的なアイデンティティは一緒です。
ですが、弊社の場合、インドの商品やイタリアの商品などまったく異なるメーカー、ブランドを取り扱っています。本当に1つのフォーマットだけでは対応しきれないボリュームがあります。
絶えず更新されるブランド情報に対応でき、尚且つブランドの良さを活かせる新しいフォーマットが必要でした。これからをどうやってCMSのフォーマットに収めていくのか難しいところでもあり、実現したい思いがありました。
トラムでは「LPデザイナー」を使ったご提案をさせて頂きました。このご提案はいかがでしたでしょうか?
「LPデザイナー」を使ったデザインに大きな可能性があると実感しました。
特に、トップページのコンセプト、そして各ブランドの見せ方に非常に大きな可能性を想像する事ができました。
今回デザインを2案、提案をして頂きました。比較して見た時にある意味、同じ「お菓子の持つ楽しさ」を表現しながらも、柔軟的に考え表現いただいていると思いました。
トップページとブランドベージ、画一的なことではなく、柔軟な目線を持っている印象を受けました。
弊社の要望に対し、非常に深堀りして考え抜いてくれた事は他社様との大きな違いです。
すごい頑張ってくれたんだなって思いましたよ。
実際にコーポーレートサイトが完成した評価はいかがでしょうか?
非常に良い評価を頂いています。
今回はこういう風に看板を変えていただいて、本当に弊社の製品を欲しているチャネルのお店の方々や、こういったお菓子などが好きな方々が中に入れる、問い合わせをもらえるような看板ができあがったのかなって作ってから思いましたね。また、海外メーカーもブランドページのデザインをご覧になったようで喜んでいらっしゃいました。
実は、この短期間で今までは来るはずもないお客様から、サイトを通じたお問い合わせを頂いています。私自身も驚いている事で、会社の看板を変えるだけでこれだけ違うものなのかと実感しています。
佐藤様が一番気に入っているページを教えていただけますか?
どれも甲乙つけがたいですが、やはりブランド紹介ページです。
キービジュアルの印象は非常に大きいです。しかも、キービジュアルのフレームを保ったまま画像の差し替えができる自由度は感動しました。
商品ページでも可能ですが、「LPデザイナー」でブランドごとのカラーや紹介部分も弊社側で自由にエディットができます。これが本当にブランドのトップページっていう感じで、ブランド自体の価値を上げる事が可能になったと思います。
「LPデザイナー」はコードを描かなくても利用することができるので、アイコンなどを除いた画像は全て社内で作っています。1個1個を配置して、部内で確認し楽しみながら作業を行っています。このフレームのバランスが取れているっていうのがすごいですよ。このフレーム通り、きちんと入っていくというところも大きくて本当によくこのバランスで作ってくれたなって思います。
佐藤様が大切にされたいと仰っていたお菓子の持つ「楽しさ」は表現されていますでしょうか?
全体的なトーンというところで実現してくれていると、非常に強く感じています。
例えば、キービジュアルの丸みを帯びたデザインやRECIPEの各カテゴリでマウスオーバーした際の演出などですよね。
(操作をして頂き、)「写真から選ぶ」の写真にマウスオーバーした際、下から赤いカードや文字が表われる演出は、スーパーのレシピカードを引き抜く感覚、レコードのジャケットをとるような感覚に近いです。またブランド紹介ページにおけるCMSの自動生成デザインで、お菓子のパッケージを想起させる「ギザギザ」を表現してくれています。
そういった細かい演出が随所に見られ、全体を通してお菓子の持つ「楽しさ」を表現してくれていると強く感じます。
今後の運用において、トラムに期待することなどございましたらお教えください
「LPデザイナー」のアップデートに期待しています。
今回、非常に満足のいく内容を組み上げてくれました。私の経験上、中小企業ではだいたい1~2人はPhotoshopやIllustratorなどを使える人がいると思います。
ただ、コーディングできる人がいるかといえばそうではありません。
「ある程度のデザインは出来るんだけど、簡単にページの構築や更新ができるようになると便利だな」と考えている人は、かなりの数にのぼると思います。
そういった方々にもどんどんご提案できるのではないでしょうか。今回、作成して頂いた「LPデザイナー」は機能もパターンも充実しています。インターフェイスをより良くさせ、より直感的なデザインができる可能性が十分にあると思いますし、私自身も今後の発展を楽しみにしています。
【キタノ商事株式会社】
1948年創業の大阪と東京にオフィスを構える、輸入食品商社。
主にヨーロッパ各国の有名メーカーから発売されている菓子類を中心に扱う。特にイタリア北部のチロル地方に本社を構えるロアカー社のウエハースは、同社が長年扱い続けているブランドとして、その名を知られている。
他にもドイツ・バールセン社のビスケットやイギリス・アララ社から発売されているミューズリーなどのシリアル類など、紀ノ国屋や成城石井、カルディコーヒーファームなど国内の輸入食料品を扱う店でもおなじみの商品が多い。
【マーケティング部 佐藤 潤一 様】
2016年入社。マーケティング部配属。マーケティング部では主に販売支援施策を担当。
東峯のひとこと
いかがでしたでしょうか?
今回は「LPデザイナー」に関する使用感や表現力を中心にお話いただきました。
私も参加させて頂いたのですが、佐藤様のお褒めの言葉の数々に、田中社長と山口さんが感極まって泣きそうになっていました。
キタノ商事様、コーポレートサイトの「RECIPE」は私も好きな箇所だったりします。
動きがとっても可愛らしいので何度もマウスを通わせてしまいます!!
次回は、コンペの中でトラムに決めた決め手、トラムのプロジェクト進行などについてお話いただきます。
また、今回ご紹介した「LPデザイナー」に対して詳しい資料などご希望の方は、下記の「お問い合わせ」ボタンよりお問い合わせください。
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