時短&スキルアップに役立つ!検索力を養うコツ

自担&スキルアップに役立つ!検索力を養うコツ

インターネットの普及により、検索さえすればおおよその知りたい情報は得られるようになりました。
便利な世の中になりましたが、検索にもコツや技術があり、知りたい情報に効率よくたどり着くためには『検索力』を養う必要があります。
今回は『検索力』を養うコツを考えてみたいと思います。
 

目次

検索力を高めるには5つのポイント

検索力を養うには5つのポイントがあります。

  1. 必要な情報はどんな言葉で構成されているか?を分解する視点
  2. 言葉の持つ意味や利用されるシーンに応じたて検索語を選ぶ
  3. 一度検索した結果から得られた情報でより深掘りして検索する
  4. 検索テクニック
  5. 知りたい内容に応じた検索場所

それぞれのポイントを考察してみましょう。

1つ目:検索力を養う分解する視点

必要とする情報にはどのような言葉が含まれているか?を考えてみましょう。
例えば沖縄県の名護市内に旅行に来ていたとして、できれば東京にもあるようなフランチャイズ店ではなく、地元の人が経営しており地元民が通うようなお店で食事がしたいと考えます。
この時「沖縄 名護 ランチ」と検索した結果と、「沖縄 名護 ランチ 地元民」まで入力した検索結果では異なります。
 

検索結果の違い比較
 

左が「沖縄 名護 ランチ」での検索結果、右が「沖縄 名護 ランチ 地元民」での検索結果です。
右側にある赤枠箇所の検索結果は、左側の検索結果には表示されていません。
このとおり自分が知りたい情報を言葉ベースで分解することで、より早く正確に知りたい情報にアクセスすることができます。

お店などを探す際は、「地域名 対象名(ランチなど)」を入力して検索することは鉄則で皆様もよくご利用されていると思いますが、さらに自分の好みや知りたいことなどをもう1語追加することで、より自分が求めている情報に速やかに到達できるようになります。
この時大事なのは、「自分は何を求めているのか?」を掘り下げて考えることが大事です。
「お腹が空いたな」 → 「何を食べようかな?」 → 「どうせなら地元の人と同じものが食べたいな」 → 「車で行くから駐車場があるお店がいいな」といった具合に自分が何を食べたいのか?どこで食べたいのか?どんなことに気をつけるべきか?などを考え、抽象的な言葉を検索語として選んで検索すれば良いのです。

2つ目:言葉を選び直す

例えばあなたが検索技術を向上させたいと考えた際、「検索技術」という言葉でGoogle検索を行うと、以下のような検索結果が表示されると思います。
 

「検索技術」の検索結果
 

なるほど、検索技術は既に資格になっていることが窺い知れます。
しかし、今知りたかったのは、日常で利用できるちょっとした技術だったので、検索技術試験を受けるまでのモチベーションではありません。
つまり自分が知りたい内容と利用した検索後に少々違いがあったのだと思います。改めて「検索テクニック」という検索語で検索した結果が以下になります。
 

「検索テクニック」の検索結果
 

いかがでしょう?
今回は自分が知りたかったと思える記事が引っかかっているように思えます。

このように「技術」「テクニック」と意味合い的には大枠同じような言葉でも、実際には利用されるシーンやシチュエーションが異なっていたりすることがあります。
検索する際、自分が調べたい内容で思いついた検索語は、知りたい情報のシーンやシチュエーションにも適しているかを、類義語も意識しながら検討して検索を行うと良いでしょう。

3つ目:一度検索した結果から得られた情報でより深掘りして検索

あなたの会社のホームページがワードプレスで構築されていたとします。
現在お問い合わせの受付はmailtoによるメールになっていたとします。mailtoの場合、HTML内にメールアドレスが記述されていることから、抽出クローラーなどを用いて収集され、スパムメールがたくさん届いており、セキュリティ的にも不安なため、お問い合わせフォームを実装したいとします。
最初に「ワードプレス お問い合わせフォーム 追加」というキーワードで検索を行いました。
 

「ワードプレス お問い合わせフォーム 追加」検索結果
 

すると、上図のような検索結果が表示されました。
いくつかの記事を読んでみると、ワードプレス には「Contact Form 7」というプラグインが存在し、こちらであればお問い合わせフォームを実装できそうです。
次に「ワードプレス Contact Form 7 設定」というキーワードで検索を行い、どのように設定するのかを調べました。
 

「ワードプレス Contact Form 7 設定」検索結果
 

これらの記事であれば、自社のホームページに「Contact Form 7 」を使ってお問い合わせフォームを実装することができそうです。

上記の流れのとおり、「ワードプレスのサイトにお問い合わせフォームを実装したい」という目的は変わっておりませんが、一度調べてみた結果、より明確な解決方法やキーワードが見つかることがあります。
特に専門知識的な情報や業界特有の表現が含まれる情報は、一般的な表現・検索語で検索を行ないいくつかの記事を読んでみて異なる表現が存在しないか?自分が知りたい情報に近づいているかを確認し、特有の表現方法や記述されている詳細なキーワードで再度深掘り検索を行うことで、より深い情報にたどり着くことができます。

4つ目:検索テクニック

知りたい情報に関連するキーワードを入力して検索していますが、一工夫するだけでより早く・簡単に必要な情報にたどり着けることができます。
Googleにはたくさんのテクニックが存在しますが、一般的に使い勝手の良いものに絞ってご紹介いたします。

用語検索「とは」

「デジタルトランスフォーメーションとは」など「知りたい語句+とは」で検索すると、その語句を解説しているページが表示されます。

完全一致検索

通常のGoogle検索では検索語句を分解し、分解された語句が1つでも含まれていれば検索結果として表示されます。
この場合、必要な情報の一部が欠落しているとも言える状態なので、ほしい情報にたどり着くには時間を要してしまいます。
完全一致検索を利用すれば、入力した検索語句と同じ語句が含まれるページのみが表示されますので、より素早く必要な情報にたどり着けます。
使い方は検索語句を””で囲むのみです。
例:”荒川区の銭湯”

サイト内検索

サイト内のどこかに以前見た記事があるはずなのに、なかなか見つけることができないなど、サイト内に検索フォームが存在しない場合に有効なのがサイト内検索です。
検索の仕方は「site:ドメイン 検索語句」で調べられます。
例:site:t-r-a-m.jp 採用情報

リンク元サイト検索

SEOにおける競合調査などの際、調査対象のページに対してどこからリンクが貼られているのか?を調べる際はリンク元サイト検索が便利です。
検索の仕方は「link:サイトURL」で調べられます。
例:link:https://t-r-a-m.jp/

類義語・同義語を含む検索

SEO調査などにおいて類義語や同義語が含まれているサイトを調べたい時などに便利です。
検索の仕方は「検索語句 ~類義語・同義語を含めたい語句」で調べられます。
例:ホームページ ~解析

ワイルドカード検索

文章の一部部分を覚えていて全文を調べたい時、または類似する表現方法を調べたい時などに便利です。
例:*は猫である

ファイル検索

インターネット上では統計白書などがpdfファイルなどで公開されていることが多いです。
そのようなファイルを探したいときはファイル検索が便利です。
検索の仕方は「検索語句 filetype:ファイルの拡張子」で調べられます。
例:統計白書 filetype:pdf

5つ目:知りたい内容に応じた検索場所

例えば、AIのイベントバナーを作成することになったので、参考画像を収集したいと思ったときはGoogleの画像検索を利用して「AI イベント バナー」で検索すると参考画像を見つけることができます。
 

「AI バナー イベント」の画像検索結果
 

また、ボトムスのたたみ方を知りたいなら、Youtubeで「ボトムス たたみ方」で検索すると、解説付き動画が表示され、すぐに真似することができます。
最近の若い方達は、商品購入検討においてレビューサイトよりもYoutubeでの紹介動画で実際の使用感などを確認して検討する方が増えているようです。
 

「ズボン(ボトムス)のたたみ方」検索結果
 

さらにクリスマスキャンペーンに向けたWEBデザインの参考が必要であれば、画像SNS・ブックマークサービスのPinterstで「クリスマスキャンペーン デザイン」で検索すると、たくさんの参考デザインが表示されます。
 

「クリスマスキャンペーン デザイン」のPinterest検索結果
 

最後にインターネットにつながらない、ホームページが表示されないなどの際は、プロパイダーやサーバホスティング会社で障害が発生されている場合もあります。
このように今起こっていることに対してリアルタイムに情報収集したい場合はtwitterで「[サービス提供会社名(またはサービス名) 障害情報]」などで検索すると、現在何が起きているのか?を知ることができます。
Googleの検索結果はGoogleのクローラーが収集しないと表示されないので、タイムラグがかなりありますから、リアルタイムな情報収集はtwitterがおすすめです。
但し、災害時などにおいてはデマ情報なども発信されてしまうので、情報の取捨選択には気をつけましょう。

いかがでしたでしょうか?
検索力を身につければ、効率よく仕事を進めたり、便利な情報を吸収しやすくなります。
是非この機会に検索力を身につけましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社トラムが運営するGarageのアカウントです。
デジタルマーケティング担当者、Webサイトの運用担当者、中小企業経営者にとって役立つWebサイトの構築・運用情報を提供してまいります。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次