自社サイトへの集客を伸ばす手法として、バナー(ディスプレイ)広告は認知を増やす、興味・関心を高める広告手法として有効です。
また、リターゲティング広告においては、獲得施策としても有効です。
このようにバナーは非常に使い勝手の良い、広告クリエイティブであることがわかります。
但し、商品やサービスの魅力をしっかり表現できていないと、その使い勝手も半減してしまい、悪戯に広告予算を消費する結果になりかねません。
今回はそんなバナー制作を外注する際に気をつけておきたいポイントをご紹介いたします。
依頼内容を決めておく
バナーは小さな画像ですが、構成する内容はサイトやランディングページと変わりません。
バナーを構成する要素
- コンセプト
- コピー(キャッチコピー/文章)
- 画像(写真/イラスト)
- デザイン
それぞれの役割は以下のとおりです。
コンセプト
目に見えないのでわかりにくいのですが、実は最も重要な要素と言えるでしょう。
コンセプトは主に「誰に対して(ペルソナ設計)」「どのような方向性で」「どういった世界観で」「どのような価値を提供するのか」といった、クリエイティブにおける最も核となる部分です。
このコンセプトが定まっていないと、後述するコピーや画像、デザインがバラバラになってしまい、せっかくのバナーも効力を発揮できません。
ご依頼される際、このコンセプトも合わせて情報提供いただけることが望ましいですが、お客様でのコンセプトメイクが難しい場合は、トラムにてヒアリングを行いながらコンセプトメイクすることが可能です。
コピー(キャッチコピー/文章)
商品の価値を伝えたり、サービスの価値を感じさせたり、重要な役割を果たします。特にキャッチコピーは短い言葉で興味を惹かせたり、価値を連想させたりするため、難易度の高いクリエイティブと言えるでしょう。
どんな人に対して、どんなニーズに応えるのか?
このような視点で考えコピーライティングするのは、デザイナーの役割ではありません。
予算が許すのであればコピーライターに依頼するのが望ましいでしょう。
トラムではキャッチコピーの作成、説明文章の作成も行うことができます。
画像(写真/イラスト)
食べ物の美味しさを伝える写真や、製品の特徴を伝えるイラストなど、画像は具体的なイメージを訴求することが得意です。
直接的にイメージを訴求するものですから、プロのカメラマンが撮影した商品写真、プロのイラストレーターが描いたイラストなどを依頼時に渡せると効果的です。トラムでは、商品撮影はもちろん、イラスト制作も請け負っております。
デザイン
バナーにおけるデザインは、上述のコピーや画像(写真/イラスト)を組み合わせたり、装飾したりすることで、それぞれの役割をより引き立たせ、商品やサービスの価値をよりわかりやすく伝える情緒的な役割を担います。
よく混同されることですが、デザイナーが写真を撮影したり、イラスト制作するわけではなく、ましてやコピーライティングを担当するわけではありません。
それら構成要素を見た目の観点からより引き立たせて、最大限の効果を発揮する為の演出を行うのがデザインです。
バナーを掲載する媒体やアドネットワークを決め、仕様を把握しておく
次にバナーを掲出する媒体やアドネットワークの仕様を整理しましょう。
バナーを掲出する媒体やアドネットワークごとに仕様は異なっております。
以下に代表的な媒体やアドネットワークをご紹介いたします。
GDN(Google Display Network)
Googleが提供するアドネットワークです。
広告の配信先はGoogleの検索結果のほか、YoutubeやGmailなどのGoogleが提供するサービス、Amebaやlivedoorなどの大手ポータルサイト、個人のブログなどにも配信されます。
配信可能なサイズは以下のとおりです。
300×250 / 336×280 / 728×90 / 160×600 / 468×60 / 320×50 / 320×100 / 200×200 / 240×400 / 250×250 / 250×360 / 580×400 / 120×600 / 300×600 / 300×1050 / 930×180 / 970×90 / 970×250 / 980×120 / 300×50
YDN(Yahoo! Dsiplay Network)
Yahoo!JAPANが提供するアドネットワークです。
広告の配信先はYahoo!の検索結果やポータルサイト内のほか、クックパッドや毎日新聞(Web版)、All Aboutなどのパートナー企業にも配信されます。
配信可能なサイズは以下のとおりです。
300×250 / 600×500 / 728×90 / 160×600 / 468×60 / 320×50 / 640×100 / 320×100 / 640×200 / 300×600
SNS広告
FacebookやInstagram、twitterにLINEといったSNSもバナー広告の掲出が可能です。SNSごとに利用者の特徴が異なりますから、広告を出稿したい製品やサービスに合致したSNSプラットフォームを選びましょう。
各プラットフォームごとにバナーのサイズは異なりますから、事前に確認し、外注先に伝えましょう。
様々なメディアでバナー広告は出稿できますが、それぞれに仕様(画像のサイズ、ファイルフォーマット、容量制限、クリエイティブレギュレーション)が異なります。
依頼する際にはこれらの情報を確認した上でお伝えしましょう。
納期と予算を決め、依頼する範囲を決める
バナー制作に限らず、納期と予算は重要です。
様々な媒体やアドネットワークに配信するのであれば、様々なサイズを用意する必要があり、それぞれに時間とコストがかかります。
また、依頼する先によって予算感が異なりますから、広告予算とは別に、バナー制作にどれだけ予算を充てられるのか?によって、コンセプトメイクから外注にお願いするのか?コンセプトはもちろん、コピーや画像も自分達で手配し、デザインのみを外注に依頼するのか?などが決まってきます。
トラムではコンセプトメイク〜ライティング〜撮影/イラスト制作〜デザインを一気通貫に行うことが可能です。
もちろん、デザインのみをご依頼いただき、コストを抑えることも可能です。
お客様のご要望に応じてフレキシブルに対応させていただきます。
制作実績を確認する
自分達の製品やサービスの魅力をきちんと表現できるバナーを制作できるのか?
依頼する前に必ず制作実績を提示してもらい確認いたしましょう。
デザイナーや会社によっては、男性的なデザインが得意なところ、ポップなものが得意なところなど、特徴があります。
トラムではBtoB向けのITサービスや、BtoC向けの旅行、ゲーム、生活関連サービスなど、様々なテイストのバナーを制作可能です。
詳しい制作実績をお知りになりたい方はお気軽にお問い合わせください!
トラム・バナー制作実績(一部)
旅行系バナーの制作実績
IT系バナーの制作実績
ゲーム系バナーの制作実績
いかがでしたか?
小さなバナーといっても、果たすべき役割は大きく、構成要素はサイトと変わりがありません。
トラムではキャンペーンの目的、ターゲット、伝えるべき価値をしっかり設計したバナー制作を行わせていただきます。
お気軽にお問い合わせください!
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