菓舗ひとつばたご様 商品撮影会の様子をご紹介!

ひとつばたご撮影会01

トラムのデザイナー田中有江です。
今回はクライアント様から、店舗配置用や商品発送時にお客様にお送りするリーフレットを刷新したいとご相談をいただきました。
菓舗ひとつばたご様という岐阜県にある老舗の和菓子屋さん。 暖かみと趣のある素敵なお店。
店名の「ひとつばたご」の名がついたブッセにはレーズンクリーム・コーヒークリーム・マーマレードの他、季節商品のつぶあん・青リンゴ・イチゴクリームと、想像しただけでよだれが溢れそうな魅力的なお味が揃っています。
岐阜県は栗が有名で、栗の季節になると販売が始まる栗きんとんが絶品です。 菓舗ひとつばたご様商品のリーフレット用商品撮影会を行いました。

目次

準備の準備

何を準備すればよい?

何を準備すればよい??疑問がたくさんありました。

  • 見栄えの良いお皿はどうする?
  • 背景には何を敷けばよい?
  • 休憩は取れるのだろうか?おにぎりやサンドイッチを用意しておいたほうが良い? etc…

この疑問を、

  • トラムが準備すること
  • カメラマンが準備すること
  • お客様が準備すること

の役割分担がうまく把握できずに悩みました。
私の豆情報:トラムスタッフの身内の方にロケ撮影に慣れておられる方がいらっしゃり、その方曰く 「モデルは宝のように扱え」というアドバイスが商品撮影会が終わってから身にしみました。

準備

参考画像集め

ひとつばたご撮影会04

美味しそうな画像!この画像ステキ!これは買いたくなる画像だ!やはりシズル感が大事!これは趣もありお客様のお店のイメージにピッタリ!これも捨てがたいあれも捨てがたい! と撮りたい参考画像を欲望のままに集めまくる。

カットリスト作成

ひとつばたご撮影会05

集めた参考イメージ画像とお客様の商品を付け合わせ、カットリスト作成。
今回お客様の撮影商品は9商品。

大まかには、
・9商品個々の画像
・ 9商品個々のお皿に乗った画像
・ 9商品の箱画像
・9商品の集合イメージ画像
を撮影します。
なんの画像が何カット必要かを全てリストにします。
イメージする参考画像がないものはイラストで分かりやすくします。
撮影したいイメージを全てカットリストに盛り込んだら80カットとなりました。

カメラマンと打ち合わせ

カットリストを完璧に作り上げたつもりでいた私。 撮影日は1日の契約です。
いざカメラマンさんに確認していただいたところ、1日では撮りきれないとのお返事でした!
撮影したい画像は80カットになり、一日8時間で撮影したところ、1カットに使用できる時間は6分となります。
しかも8時間の間にはお昼休憩や商品準備も入りますので、実質3分そこそこになってしまいます。

手順として、カメラマンは撮影することだけに集中し、商品の準備(お皿に盛りつけたり、カットした商品を用意したり)は完璧にしておき、撮影時は商品を瞬時に入れ替えるだけとする必要があります。
そこまでの準備をしていても撮影できるのは40カットほどとのこと!
カットリストが完璧だと思っていた私!どうやら時間の概念を無視した異次元で撮影するつもりだったようです。
カットリストを厳選し絞りに絞って50カットほどにしました。 カメラマンさんからはそれでも多く1日で撮りきれるか…との事でしたが、そこはカメラマンさんのお力を120%発揮していただくために、商品準備を完璧に行うことを決意します!

当日の様子

みんなが一目で確認できるようにホワイトボードに必要カットを書き出します。

ひとつばたご撮影会02


・早めに集合 “撮影開始は9:00~ですが商品をお持ちいただくお客様には8:00~にトラム事務所にお越しいただきました。
さぁ戦闘開始、いや撮影開始です。
・商品カット “会議用スペースにお菓子を並べ、断面図が必要な商品を丁寧に丁寧にカットします。
大事なのは切断する角度と、断面にお菓子のほころびをの残さないこと。
ケーキをカットする時と同様、包丁を熱湯に浸け温めてから切断します。
個数分のお皿がないので、撮影が終わるたびに瞬時に商品を入れ替えます。 フットワークの勝負です!
しかし不慣れなため無駄な動きも多かったと後から反省…

ひとつばたご撮影会07
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撮影スタート

お客様からは、撮影が終わればお菓子がたくさん食べられるよ!となんとも楽しみなお話をいただいていたので、食いしん坊な私は大事に汚さないように扱っていました。もちろん美しい画像を撮ることが目的ですが!
そんな中、お菓子をそのままテーブルに置くだけだと美しい影ができません。 カメラマンさんがご用意してくださっていた商品固定粘土をお菓子の台座として置く事によりお菓子が立体的に見え、高級感を表現できる素晴らしい影がつくのです!
あとでお菓子をいただく事が最優先だった(心の声)私は、食べ物に粘土を置く発想に辿りつきませんでした。反省

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完成

こんな素敵なリーフレットに仕上がりました!(デザイナー:山田唯里)

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まとめ

後に最も学んだことは、撮影も商品のお取り扱いもプロにお任せし、スタッフはプロの皆様のケアに徹する事が大事!
事前にお客様とカメラマンさんとそれぞれに打ち合わせをさせてきただき、疑問点を解決いたしました。
・ 和菓子を綺麗にカットするにはどうすればいいんだろう??→お客様が熟知している 室内の個撮とはいえ、天気や明るさに左右されるのだろうか? →カメラマンが熟知している
・見栄えの良いお皿はどうする? →お客様がご用意していただけました
・背景には何を敷けばよい?? →ご提案はしましたがお客様がご用意してくださいました 休憩は取れるのだろうか?おにぎりやサンドイッチを用意しておいたほうが良い?→お客様やカメラマンさんに対し、そんな質素なものでは失礼だろう!と怒られましたが、万が一に備え準備はしておきました。 結果、やはり時間が押してしまい、用意したお手軽ごはんが役に立ちました! たくさんの飲み物と朝ごはんお昼ごはんもご用意させていただきました。
冒頭でトラムスタッフの身内の方がおっしゃていたように、 商品・撮影などは本職の方にお任せし、商品を宝の方に扱いそれ以外はADに徹すること! がとても身にしみた撮影会となりました。

完成した撮影商品から作成したshopfyページがこちらです。
菓舗ひとつばたご様 http://www.kaho-hitotsubatago.jp/index.html

トラムでは撮影からリーフレットやチラシの制作・データ入稿まで行なっております。
お客様のご要望に寄り添い、またお客様のご希望の上を行く制作を目指し万全の体制でお迎えいたします!
撮影をお考え中のお客様!ぜひ以下のお問合せボタンより、お気軽にお問合せください!



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この記事を書いた人

株式会社トラムが運営するGarageのアカウントです。
デジタルマーケティング担当者、Webサイトの運用担当者、中小企業経営者にとって役立つWebサイトの構築・運用情報を提供してまいります。

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