株式会社トラムは、WordPressを用いて顧客獲得に強いサイトやLP制作、運用を得意とするWeb制作会社です。

クライアントのマーケティング戦略までを見据えた「提案型」の支援で、多くの企業から支持されているトラムのはじまりは2014年。田中社長がひとりで立ち上げた会社に、その思いや仕事に注ぐ情熱に共感したスタッフが集っています。

リーダー座談会では、「トラムを照らす大きな太陽」と評された田中社長。
今回のインタビューでは田中社長の仕事観や、これからのトラムでともに働きたい仲間の人物像について、詳しくお聞きしました。

「作ること」に必要なのはクリエイティブなスキル……だけじゃない!

まずは、株式会社トラム立ち上げまでの経緯を教えてください

遡ると子どもの頃からゲームと、なにかを「作ること」が好きだったんです。

当時は、駄菓子屋さんにインベーダーゲームやブロック崩しがありそれらで遊べる時代で、熱中しすぎてよく親に怒られていました(笑)。

小学生の頃にパソコンブームが来てからは、夢中になってプログラミングを覚えていました。

ただ、そこまで専門的にプログラミングが出来るわけではなかったので、新卒で入社した会社はソフトウェアやハードウェアの卸売会社で、ルートセールスをしていました。

その後はWebシステム開発の会社や現在トラムの親会社である株式会社バイタリフィの立ち上げに携わったのち、マーケティングの企画・コンサル会社で経験を積んで2014年に株式会社トラムを立ち上げたという流れです。

田中さんは社長であり、現在もプロデューサーとして第一線に立っていますよね。ご自身がデザイナーやエンジニアの道に進もうとは思われなかったのですか?

子どものころからずっとなにかを「作ること」に憧れていたのですが、20代後半の頃までは、「作ること」=「手を動かす」だと考えていました。

ただ、その時に上司に言われた、「なにかを作るために出来ることは、なにもデザインやプログラミングだけじゃない。その前段階の企画の方が、君には向いていると思う」という言葉が、今思うとひとつの転機だったのかもしれません。

当時は意味が分からなくて、上司の制止を振り切って会社を辞めてデザインとプログラミングの専門学校に行ったんですけど(笑)。

マーケティングの企画・コンサル会社に入社したときに本格的にWebディレクターとして仕事をするようになって、もともと好きだったパソコンと、作ることがぴったりハマったような感覚でした。

最初はひとりで立ち上げた会社でしたが、現在は信頼できるディレクター、デザイナー、エンジニアの仲間とともにトラムとして仕事が出来ていることにとても感謝していますし、「Webサイト制作」というのはまさに自分にとっての天職だと思っています。

本質をついた「提案」が、リピーター獲得に繋がる

トラムは顧客獲得に強みを持つサイトやLP制作と運用を得意とされていますが、サービスを提供するうえでどのようなことを大切にされていますか?

お客様が販促のためのWebサイトを作りたいという場合、一番の目的は「その商品やサービスが認知されること・売れること」ですよね。

ただかっこいいデザインを作ったり、それらしいキャッチコピーをつけたりするのでは印象には残るかもしれませんが、本当の目的は果たせません。ゴールをきちんと定義して、そのためになにをどうするか、ということをロジカルに説明、提案できることが大事だと思っています。

そういった意味で徹底的なヒアリングはもちろん競合調査や市場の分析は欠かせませんし、時にはお客様から上がった案を、第三者的な立場から練り直す必要も出てきます。
それにはもちろん手間も時間もかかりますが、結局のところ私たちが提供したものから全く反響がなければ、また次もご依頼いただくことはないわけで。

現在私たちの手掛ける仕事の多くがリピーターのお客様のご依頼だという現状を思うと、このやり方は決して間違っていないと信じています。

では、田中さんが社長としてスタッフと接するときにはどのようなことを心がけていますか?

人の数だけ考え方があることと、その人が置かれている立場で考えるよう心がけています。

というのも、トラムを立ち上げて2、3年目の時に自分がこんなに大変な思いをしているのに、社員がそれをまったく理解してくれないとすごく悩んだ時期があって。

でも思い返すと、自分も経営者になる前は会社のことを真剣に考えたり、社長の辛さや大変さを理解しようと思ったことってなかったんですよね。

そもそも社長の思いを100%汲み取ってもらおうなんていうことは無理なんだと気づいてからは肩の力が抜けて、スタッフそれぞれの人となりに合わせて話すようになりましたし、業務連絡をするにしても「この人にはこうやって伝えた方が分かりやすいかな?」ということを意識するようになりました。

クライアントの活動を地道に支える、なくてはならない存在へ

トラムの今後については、どのように描いていらっしゃいますか?

まずは売上基盤を強化し、クリエイティブ&マーケティングの領域においてクリエイティブコンサルカンパニーとしての認知拡大を目指しています。
その先に、インハウス支援や、クリエイター育成サービスの立ち上げも目指したいです。

リーダー陣とはよく話しているのですが、私はこの世で一番崇高な仕事は「人を育てること」だと思っていて。
デザインやプログラミングはそれぞれのリーダーに任せて、私は仕事に対する考え方や人の心の動かし方、みたいなところを教えられたらいいですね。
クリエイターとしてのスキルだけではなく、Webサイト制作の現場でちゃんと頼られる人材を育成したいです。

これらの構想と並行して、地方創生関連分野、インバウンド関連分野のビジネスへの参入も検討しています。
未来にむかってトラムを大きくしてゆくためにも、私たちの思いに共感して前向きに仕事に取り組める方とのご縁を頂けたら嬉しいですね。

トラムでは現在、一緒に活躍する仲間を募集中です!

田中さんが思う、一緒に働きたい方の人物像を教えてください。

ひと言でいうと、「刺激的な人」です。

社内で使用しているSlackでナレッジを共有しあうチャンネルがあるのですが、そういった場所でどんどん発信してくれるような方だと刺激をもらえますし、今までになかった視点を得ることができて楽しいですよね。

また、今はまだ少数精鋭でやっていることもあり、完全に受け身の姿勢で来られてしまうと双方にとって良くない結末を迎えると思います。

分からないことがあればもちろんきちんと教えることはできますが、まず調べることや、同じことを何度も聞かない、など「教わるための努力」が出来るかどうかが大事ですね。

これまでにWebサイト制作の経験がない方でもいいのですが、「自分はここで絶対に一人前になる!」という強い覚悟と計画、行動力を持って門を叩いてほしいと思います。

トラムへの応募を検討されている方へ

最後に、トラムへの応募を検討されている方に向けてのメッセージをお願いします

私たちトラムは、決して派手な会社ではなく、広告賞を受賞するような案件を取り扱っているわけでもありません。

しかし、社名でもあるトラム<路面電車>のように、クライアントの日々のマーケティング、クリエイティブ活動を地道に支え続ける存在でありたいと考えています。

昨今は生成AIの進化・浸透により時代は大きな変革期を迎えていますが、新たな知識や技術の習得に余念がない、好奇心旺盛で上昇志向の強い仲間を求めています。

私たちトラムの理念や思いそして目指す方向性に少しでも興味を持ってくださった方は、就職・パートナー応募にかかわらずぜひお気軽にご連絡ください!

お会いできることを楽しみにしております!