WordPressサイト高速化おすすめ対策&サービス

WordPressサイト高速化おすすめサービス

無料化つ豊富なテーマやプラグインが利用できるWordPressは多くのサイトで利用され、皆様のサイト運用にも欠かせない存在になっていると思います。
そんなWordPressも長く利用していると、徐々に動作が緩慢になり、サイトの表示に時間がかかったり、ダッシュボードでの編集画面表示が遅くなってしまい、最悪、TimeOutしてしまうといった経験はございませんか?

今回は重たくなったWordPressを軽快に動作させるためのサービスをご紹介いたします。

目次

WordPressが重たくなる理由

動的CMSのため

こ無料で利用方法などの情報量も多いため、サイト運営初心者や中小企業で多く使われるWordPressですが、仕組み上重たくなりやすい構造になっています。
WordPressのようなコンテンツ管理システム(Contents Management System)はWordPressに代表される動的CMSとMovable Typeに代表される静的CMSに分かれます。

動的CMSとは?

動的CMSとはサイトに訪問者がアクセスしたタイミングでアクセスのあったページに必要な情報(ページの中身)をプログラム(PHP)がデータベースにリクエスト&取得し、HTMLを生成する方式です。

的CMSのメリット
  • アクセスごとに情報を取得・表示するため、リアルタイムな情報配信が容易
  • ユーザー毎や地域毎、アクセス時刻など条件に応じた表示の出しわけが可能なため、ショッピングサイトなどでのおすすめアイテム表示や価格変更、GPS情報に基づいた最寄り店舗表示などが実装しやすい

静的CMSとは?

静的CMSとは、サイトに訪問者がアクセスする前に、表示させるHTMLを用意しておくCMSです。CMSの管理画面でページを作成する行為は動的CMSと同じですが、ページ作成後にHTMLの生成処理を行う方式です。
利用にあたってはSix Apart社からライセンスを購入する必要があることや、サイトの規模が膨大になってくると、HTMLの生成処理に時間を要することなどがあります。

静的CMSのメリット
  • 既にHTMLが出力されており、生成処理時間がないため、よほど重たいページや複数のjs読み込み&処理がない限り、素早い表示が可能
  • 動的CMSよりもサイト上のセキュリティホールが生まれにくく、構造がシンプルな分侵入経路が限定されるため、セキュリティリスクは低い

画像が多い・重たい

画像の登録・配置も容易に行えるため、画像サイズや容量を意識せずにアップロードしてしまい、ページ表示に必要なサイズ以上に大きい画像を登録していることをしばしば見かけます。
特に最近のスマートフォンのカメラは高解像度化が進み、4K画質の画像が撮影可能になりますが、一般的なノートPCやディスプレイの多くは4K解像度を持ち合わせておらず、サイト内でのコンテンツ幅はさらに小さいはずです。

また、パンフレットやチラシの印刷には300dpi以上の解像度が必要ですが、一般的なノートPCなどにおいては72〜96dpiあれば劣化された表示にはなりません。
iPhoneやMacに代表されるRetinaDisplayなどの高解像度ディスプレイにおいても、解像度を上げるのではなく、Device Pixel Ratioに応じて表示する画像を出し分けると高精細かつ表示速度のロスを最小限にできます。

サーバのスペックが低くWordPressを動作させるための能力を持ち合わせていない

サーバもみなさんんが利用されているパソコンやスマートフォンと代わりはなく、CPU / メモリ / HDDやSDDなどの記憶領域で構成されています。
AIによる画像の機械学習やディープラーニングなどでは、グラフィックカードも重要になっています。

WordPressはサーバのOS上で起動しているアプリケーションの1つです。
そのため、動作させるためには一定の性能が必要になります。

不要なプログラム処理を行なっている

WordPressには「プラグイン」と呼ばれる数々の追加機能プログラムが有償/無償で配布されており、管理画面から簡単に追加・利用することができます。
その手軽さから多くの方がプラグインを利用されますが、プラグインによっては不要なプログラム処理を行いサイト表示速度を遅くするものもございます。

また、開発スキルの低い制作会社が構築したWordPressサイトには、表示しない画像まで読み込み処理を行い表示速度や動作を重たくしているものも見受けられます。

WordPressが重たくなった時の問題点

WordPressが重たくなった時の問題点を以下にご紹介いたします。

表示速度低下により、訪問者にストレスを与え離脱率が悪化す

WordPressが重たくなると、データベースからページ情報の抜き出しが遅くなり、表示のためのプログラム処理が遅くなるため、結果として訪問者のブラウザへの表示が遅くなります。
過去のグーグルの調査では、スマートフォンユーザーはサイト表示までに3秒以上かかると離脱するという結果が出たそうです。
このようにサイト表示に時間を要してしまうと訪問者にストレスを与え、離脱を招く原因になることがわかっています。

Googleからの評価が下がり検索結果表示順位が下がる

サイト表示に時間がかかるとゆうことは、上述の通り訪問者の離脱を招くことになり、結果、Googleからの評価も下がってしまいます。
そうすると、検索結果での表示順位も下がってしまい、自ずと訪問者数も減少してしまいます。
運営者にとっても、訪問者にとってもメリットのないサイトになってしまいます。

WordPressサイトの高速化サービスとは?

WordPressサイト高速化サービスとは、サーバ/利用画像/ソースを対象に高速化を行うサービスです。

サーバー高速化(効果大)

サーバーをスペックアップすることで表示速度を改善させる方法です。
具体的にはレンタルサーバーから仮想専用サーバーやクラウドサーバーなどに移設し、スペック強化を図ります。
高性能なCPUと容量の多いメモリを搭載したサーバー移行することでPHPやDBの処理速度が早まり、結果としてサイト表示が早くなります。

サーバー高速化にかかる費用

費用は移設するサーバーの金額と、運用しているWordPressサイトの規模などにより変わります。
移設作業工数は¥80,000~、サーバー構築費用とサーバー代金はサイトの詳細をヒアリング&調査させていただいた上でお見積りをご提示させていただきます。

画像の最適化(効果中)

キービジュアルなど面積の大きな画像は、サーバーからの読み込みやブラウザによるレンダリング(描画)に時間を要します。
また、小さな画像であっても、解像度(dpi)の大きな画像を利用していると無駄な容量が発生し、サーバー、インターネット回線、ユーザー側のブラウザに負担をかけ、表示速度が遅延します。

ソースチューニング(効果中〜効果小)

PageSpeed InsightsやChromeの拡張機能Lighthouseを用いてパフォーマンスと問題点を確認し、チューニングを行います。
JavaScriptによる読み込み遅延防止や、画像サイズ指定漏れによるCLS違反などを改善させ、サイト表示高速化とコアウェブバイタル強化による検索エンジン対策を行います。

CDN・キャッシュによる高速化(効果中〜効果小)

CDN・キャッシュによる高速化を行うことも可能です。
サーバ会社が提供するCDNの設定代行や、WordPressに対してキャッシュする機能を追加し、サイト表示を高速化させます。
*CDNやキャッシュを利用した場合、サイト更新毎にキャッシュクリアを行なう必要が生じる場合もあります。

WordPressサイト高速化実績紹介

サーバー高速化による動作速度改善検証

さくらのレンタルサーバー「ビジネスプロプラン」をご利用の企業サイト。
一般的な企業情報のほか、イベントの受付や各支社ごとのマイクロサイト、書籍販売などを1つのWordPressでおこなっておりました。

トップページの表示速度は12.13秒(右図画像右下)となっております。

上記サイトをさくらVPS16Gに移設、デベロッパーツールで計測をおこなったもの。
表示速度が99.70ms(0.099秒)となっており劇的な表示速度の向上が見られました。

管理画面での操作性も向上し、サイト更新における負担軽減というメリットも生まれました。

上記のとおり、スペックの高いサーバーへの移設は、非常に高い効果を発揮し、ユーザー体験、検索エンジン対策、サイト運用の負担軽減と大きなメリットが望めます!

サービスの流れ

STEP
お問合せ

サービスの詳細についてご説明させて頂きます。

STEP
ヒアリング&診断

お使いのサーバースペックや、CMSのバージョンなどを確認させて頂きます。

STEP
改善提案&お見積り&ご発注

表示スピード高速化するための作業内容をご提案し、お見積書をご提示致します。

STEP
高速化作業

表示スピード高速化の作業に入ります。

STEP
作業終了/効果計測

表示スピード高速化の結果をご報告致します。

よくある質問

サイトスピードの改善に掛かる時間はどれ位ですか?

作業に関しては2週間〜となります。

サイトの構成によって作業工数は変動致しますので、お見積りと同時にご説明致します。

広告運用のLP(ランディングページ)の表示スピード高速化もご依頼できますか?

はい、可能です。

SEO目的以外のサイトについても承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

費用はどれ位かかりますか?

費用に関しましては、サイトの構成や作業内容によって変動致しますので、お見積書にてご提示させて頂きます。

お問い合わせ・資料請求について

関連サービスご紹介

あわせて読みたい
「相談できる安心、任せて安全」WordPressの保守なら【WP保守デキタ!】 こんな症状やお悩み、ございませんか? どうもサイトが不安定でたまにエラーが出る アップデートの告知がでるけど更新して良いの? アップデートしたら一部機能が動作し...
あわせて読みたい
検索結果に影響する「コアウェブバイタル」とは?改善方法をご紹介 コアウェブバイタルとは? 2020年にGoogleが発表した「コアウェブバイタル」をご存知ですか?WEBサイトにおけるユーザー体験を数値に直して指標化したものになります。G...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社トラムが運営するGarageのアカウントです。
デジタルマーケティング担当者、Webサイトの運用担当者、中小企業経営者にとって役立つWebサイトの構築・運用情報を提供してまいります。

目次