figjamに生成AIが搭載されました!

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米Figmaは、11月7日(現地時間)に「FigJam AI」を発表し、オープンベータでの提供を開始しました。
「FigJam」用の生成AIツールで、ユーザーが自然言語で要求を伝えるだけで、AIが一般的なデザインプロジェクトやプランニングプロジェクトに使えるテンプレート、チャートなどを作成してくれるそうです。

目次

figjamとは

Figmaのホワイトボードツール『FigJam』。
FigJamとはオンラインホワイトボードであり、チームで共同制作する上で情報の共有、アイデアのディスカッションなどがスムーズに行えるツールです。

figmaにログインし、右上にある紫色のボタン「figjamボード」から開始します。
こちら↓がfigjam画面です。方眼紙のようなドットを背景に、自由自在に書き込むことができます。

一番下にあるメニューからマーカーや付箋・図形や矢印などを選択すると、ホワイトボード内に自由に貼り付けることができます。

また、メニューの一番右側にある「+」から、さまざまなテンプレートやプラグインなどを追加することができます。

自身のアイデア帳やブレインストーミング、マインドマップにも活用できるので、堅苦しくなく楽しく作業ができる環境が揃っています。

figjam生成AI

figjamを使ったことがある方はお気づきでしょうか。

ホワイトボードの左中央に生成AIBOXが実装されました。

今回公開された3つの機能をご紹介いたします。

自由自在に書き込める一方で、より円滑にチーム内でのディスカッションを行う為にツールの使い方や、たくさん出たアイデアの整理に時間がかかってしまっては本末転倒です。

生成AIをうまく活用することによって、本題をより高いレベルに仕上げる時間に割り当てることが可能になります。

付箋の並び替え

付箋に「デザイン」「コーディング」「ディレクション」のタイトルをつけ、雑多にアイデアを出し合いました。

付箋をタイトルごとに一瞬で並び替えることができます。

全ての付箋を選択すると、上部にメニューバーが表示されます。

一番右側にある「✨」マークがfigjamAIです。

「付箋を並び替える」を選択します。

左画像のように一瞬で並び替えることができます。

プロンプトによるテンプレートの生成

左側に表示されている「生成」BOXに目的を入力すると、一般的なデザインプロジェクトやプランニングプロジェクトに使えるテンプレートなどを瞬時に用意してくれます。

試しに「4人でのミーティングが必要です」と入力し、「生成」ボタンを押します。
すると以下のようにミーティングに必要なテンプレートを瞬時に生成してくれます。

付箋の内容の自動要約

アイデアを出しあった付箋の内容を自動で要約することが可能です。

ロゴデザインについてのディスカッションを行ったテイで付箋を作成してみました。

全ての付箋を選択し、生成AIアイコンから「要約」を選択します。

右図のように一瞬で大事な部分を要約し、箇条書きにしてくれました。

まとめ

生成AI搭載の3つの機能を実際に試してみました。

トラムでも社内会議をするとき、議事録係を決め、担当者は記載することに注力する必要があるため、意見を出しづらい環境にありました。FigJamを使用して会議をすれば、全員で意見が出し合え、また議事録係も容易にまとめを作成することができます。

纏める時間を短縮し、より効率的でより高品質なアイデア出しが行える環境だと実感しました。

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この記事を書いた人

株式会社トラムが運営するGarageのアカウントです。
デジタルマーケティング担当者、Webサイトの運用担当者、中小企業経営者にとって役立つWebサイトの構築・運用情報を提供してまいります。

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