春はあげぽよ
毎年春になると花粉で目と鼻が営業を終了してしまうので何もあげぽよではない今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
花粉に苦しみながらも、弊社ではWordPressを用いた制作や運用をお任せいただいております。
そんな、弊社が強みとしているWordPressですが実はなんと、WordPressに特化したローカル環境構築が出来るアプリがあるんです!
その名も「LOCAL」
WordPressでの制作を頻繁に行うなら、特化した環境構築ツールがあると捗りますよね!
ということで、今回の記事では実際に導入した手順と表示確認までをご紹介したいと思います。
1. まずはダウンロード
ダウンロードしないと始まらないので、まずは「LOCAL」をダウンロードします。
公式サイトにアクセスすると、「DOWNLOAD FOR FREE」というボタンがあるのでそれを押します。
すると、下記のようなポップアップが表示されます。

上から順に
- 使ってるOS
- 名前(名)
- 名前(姓)
- 立場(代理店 / フリーランスorコンサル / その他)
- メールアドレス
を設定・入力します。制作担当者であれば、基本的には4番目は「その他(other)」になります。
全て設定・入力し終えたら「GET IT NOW!」ボタンを押しましょう。

上記の画面になったら完了です。あとは自動的にダウンロードが開始されます。
もし始まらない場合は、「click here」とある箇所をクリックしましょう。
2. アカウントを作ろう
次はアカウントの作成です。

まずは上記のチェックを入れましょう。『あぁ、私は利用規約を隅から隅まで読まないと不安で夜しか眠れないんだ』という方は、「Local’s Terms of Service」をクリックして内容をよく読んでおきましょう。
チェックを入れたら「I agree」ボタンを押します。

そうすると、上記の画面が表示されますので「Create a free account」ボタンを押します。

アカウント情報の入力画面が表示されます。
全て入力して登録しても問題ありませんが、私は面倒くさがりせっかくなのでGoogleアカウントを使って、OAuth認証で登録しました。
その場合は、上部にある「Continue with Google」を押します。
(Googleのアカウント選択画面になるので、連携したいアカウントを選択して登録しましょう。)
3. ローカル環境を作ってみよう
アカウント作成が完了したら、早速ローカル環境を作っていきましょう。

アカウントを作成した直後はこのような画面になっています。
新しくローカル環境を作るには「Create a new site」をクリックします。

すると、まずは上記の選択画面になります。
今回はプレーンな状態で作成するので、「Create a new site」を選択して「Continue」ボタンを押します。

次は、作成するローカル環境の名前を決めます。
ここで入力した内容は、ローカル環境を立ち上げた時のサイトのURLになるので、半角英数字で入力しましょう。
今回はテストで作るので、仮に「tram-local」としています。
また、デフォルトのドメインは「.local」なので、上記で作るとURLは「tram-local.local」になります。

入力欄の下にある「Advanced options」を押すと、ドメインの指定や保存先の指定等が可能です。

次はPHPやサーバー等の設定を行います。
デフォルトでは、PHPとMySQLは最新バージョン、Webサーバーはnginxが設定されています。

「Custom」にすると、PHPのバージョンやWebサーバー、データベース(MySQL)のバージョンを変更する事が可能です。
どのバージョンにも変更できるわけではありませんが、PHPのバージョンは結構な数の選択肢があるので案件に応じて使い分けると良いでしょう。

最後に、WordPressの設定を行います。
デフォルトでは、マスターアカウントのIDとパスワード、管理者のメールアドレスの3項目になっています。

「Advanced options」を押すと、更に言語とマルチサイトの選択が可能です。
これで設定は完了です!
右下の「Add Site」ボタンを押して、ローカル環境を作成しましょう!
※作成が終わるまでの間、PCの権限設定等によって何回か認証を求められることがありますが、基本的には全て「はい」や「OK」で構いません。
4. 表示確認してみよう
ローカル環境の作成が完了したら、右上にある「Open site」を押してページにアクセスしてみましょう。

ちゃんと作成されていて、ページが表示されました!
ちなみに、WordPressはデフォルトで最新バージョンが入るようです。
(3/12現在、6.7.2が導入されてました)

管理画面はこんな感じです。こちらもしっかり構築されていますね!
従来ではDockerを使っていましたが、これだと筆者のPCがWindowsという事もあり動作がだいぶ重かったのですが、Localはめちゃくちゃ早いです。
もちろんサーバーやDBの容量が増えていったらこの限りではないかもしれませんが、初動で早いのはかなり安心感がありますね。
5. まとめ
今回は導入編という形で記事にしてみました。
次は実践編(仮)・応用編(仮)といった具合に、いろいろ試して深堀りしていきながらそれらも記事にしていければと思っていますので、お楽しみに!