ひと昔前から、社内資料・社外向け資料などパワーポイントやGoogleスライドを使って作成する事が多くなっていると思います。しかし実際作っている際に「このフォーマットで作っていいのだろうか?」「らしさが出ているのだろうか?」など悩み事も多々あると思います。トラムってWeb制作会社?って思っている方もいらっしゃると思いますが、そういった自社・他社問わず資料作りも手がけており、企業さまのお力添えをさせていただいております。
また先日他社さま主催の資料作りのウェビナーにも参加し、ますますその精度に磨きをかけようともくろんでおります。
資料作りにおける私たちの見解や他社さまからご教授いただいた経験を踏まえ、このサービスのご紹介になればと思います。
資料づくり、こんな問題かかえてませんか?
問題
- 社内資料のテンプレがない
- 質が低い
- 運用が不十分なせいで意思決定や営業の効率が悪い
資料作りを行う上で、テンプレートがあるか否かでは工数に差がでてきてしまいます。
テンプレートはネットで検索すれば、星の数ほどでてくると思いますが、それをこれでいきましょう!と社内共有するだけでは本質的な問題解決につながる可能性は限りなく低いです。
なぜなら、社内での統制が取れなければ
- 面倒だし過去のでいいや
- こっちのほうが好きだからと多種様々に
- 共有された事すら忘れられる
など、問題がでてきます。
どういう設計(考え方)とどういう組織への浸透が必要なのかを考える事が必要です。
そもそも資料って何で必要なのか?
資料がない会議が行われたとして
- 認識が揃わない、それぞれ別の事を考えている
- その場にいた人しかわからない
という事が起こりえます。
逆に資料があると
- 同じ方向を向き、認識が揃う
- 後から資料を見れば何が話されたかわかる
に、なります。
なので、作るメリットは以下の事がいえます。
- 意思決定のスピードが上がる
- 小さな力で大きな成果をえる事ができる
いざ作成!
さあ、資料を作りましょう!となった時、いきなりパワーポイントを開いていませんか?
当たり前ですがパワーポイントは頭の中を整理まではしてくれません。
何事にも道筋が必要で、プロット作成から始めましょう。
私も以前プロモーション事務所にいた際には企画書作りに「起承転結」をつけるよう口すっぱく言われたものです。
努力は認められるかもしれませんが、読み手が理解や興味をもたない資料を作ってもそれはただのゴミです。
- 起
課題を定義し - 承
それを受け、物事を発展させ - 転
視点を転じた提案を - 結
全体をしめくくる
物語には順序(ストーリー)があります。受け取り手がどういったアプローチをかけられると興味を持ってくれるか?ある程度のストーリー性、これが本来のテンプレートなのかもしれません。
余談ですが、紙媒体とWebのコンペ企画書は大きく異なる事が見受けられます。
前段部分の起承までは同じ傾向ですが、
紙媒体はデザイン性や訴求ポイント、体裁のギミックなどを記載していきます。
ですので実寸で作らなく20%縮小サイズで作り、雰囲気と訴求ポイントだけ伝える事もあります。
かたやwebの場合はデザイン性について触れますが、紙ほど大きくふれなく、
使用感やその後の運用の便利さなど自社のサービスについて触れていくケースが見受けられます。
どちらがどうという訳ではなく、お客さまが何を課題としているか?という点では
双方同じ解決策に導いているのではと個人的に感じています。
またテンプレートを用意し、ギチギチに当てこんでいく資料でも読みにくく、伝わり度は低くなるかもしれません。
デザインに長けた方が作れば、要素をまとめ、見やすい紙面をデザインで示す事が可能です。
でも自分、デザインできないっす…
そういう方は大勢いらっしゃると思います。予算をさく事が可能なら、
その分野に長けた制作会社に依頼するのも一つの手だと思います。
でも、デザインできる人知らないから…
ちょっと待ってください!
この記事をまずは読んでください!
どちらかといえばデザイン性はグラフィックデザインに近い資料作り。
冒頭にも書きましたが、トラムでは会社説明資料や、営業資料の支援を行っております。
構成から一緒に考えてほしい!でしたら弊社のディレクター陣と。
構成はある程度あるので興味をもつ資料にしてほしい!なら、弊社のデザイナー陣と。
個人で考えるよりもずっと捗りますし、その分工数を自分自身に当てる事もできます。
トラムに依頼するメリット
なぜトラムに依頼するのか?
私たちが提案型のパートナー制作会社だからだと自負しております。
トラムではコンペ案件も多いため、提案書の制作を自社で行っております。
そこで培った資料づくりのノウハウを活かしながら、実際の案件でも制作に入る前に調べ、考えます。
例えばひとつの制作依頼の案件で、私たちはお客さまに寄り添い、とことんリサーチをします。
業界の事、競合他社の事、世の中の動き、人の気持ちを動かす何か。
決して上から目線でご提案するのではなく、寄り添い、パートナーとしての
信頼を得るためにその商材に全力を注ぎます。
受け取り手がスムーズにインプットできるストーリー性や、
何に注力をするか、何を訴求しているか理解しやすい構成・デザイン性など
その案件に応じてご対応させていただきます。
資料作りは実際の制作と似ているものと考えていまして、
リサーチ・構成・デザインを土台に今までの経験と
それに驕る事ない探究心を持って、作るのは資料ですが、
築きたいのはパートナーシップと考えております。
まとめ
弊社はWebだけではなく、世の中の目にするあらゆるツールに関わっていく次第です。
大事なのはデザインはもちろんですが、一人一人の考え方。なぜそこに行き着くのか?
そういった事を考え、パートナーさまの方のお役にたてるよう、驕らず邁進したいと考えております。